元消防官の転職記①|消防を辞めると決めるまで

こんにちは。おかめです。
新卒で消防官として働いた後、1度目の転職をしました。
その数年後に再度転職し、現在の企業で働いています。

消防官を退職してから数年が経ちました。その間の歩みをいくつかの記事に分けて少しずつ話したいと思います。

この記事は、次のような方の参考になればと思って書いています。

  • 転職を考えており「消防官を辞めた人のその後」の一例を知りたい方
  • 今すぐ転職は考えていないけれど、将来のキャリアを考えている方


また、消防官だけでなく、転職を考えている人の参考になれば嬉しいです。

今回は、私が消防官を退職し転職すると決めるまでについて話します。

消防官としての日々

私は約8年間消防官として勤務しました。
災害現場に駆けつけ、人命救助を行うことで直接人の役に立てる仕事は、大きなやりがいがありました。
また、安定した収入を得ながら生活することもできていました。

転職を決断した理由

消防官としてやりがいを感じている一方で、次のような悩みを抱えていました。

  • 定年まで同じ職場で働き続けられるのか。
  • 消防の仕事が嫌になったときに、取り返しがつくのか。

特に退職前の数年は、専門性の高い職種に配置されており、勤務地の異動はあっても業務内容はあまり変わらない状況でした。
そのため、定年まで同じ業務を続けていく将来像が容易に想像でき、「自分もいずれこうなるのだろう」と思うと、漠然とした不安や葛藤が
生まれてきました。
また、将来「この仕事が嫌だ」と感じたときに、辞めることすら難しいのではないか、
とも考えていました。

このまま、消防官として働き続けることに疑問や不安を感じており、
新たな世界へ一歩踏み出したい。
一方で、「公務員=安定」の世間体もあり、消防の世界を飛び出せば今と同じ暮らしに戻れないかもしれない。私は、そのはざまで揺れていました。

そんな中、父親が病気で亡くなりました。
すでに余命宣告を受けており、心の準備をしていましたが、実際に亡くなったときのショックは想像以上に大きなものでした。

この出来事をきっかけに私は「一度きりの人生、やりたいと思ったことには挑戦し、後悔のない人生を歩みたい」と強く考えるようになり、消防官としてのキャリアに一度区切りをつけ、転職することを決断しました。

転職に対する家族の反応について

最初に「転職したい」と妻に打ち明けたときは、安定した職場で働けているのになぜ辞めるのか、と強く反対されました。

それでも私の気持ちは変わらず、1年以上かけて妻と根気強く話し合いを続けました。
最終的に「そこまで言うなら…」と納得してくれ、転職に踏み切れました。

転職するには相応の覚悟が必要

この経験から学んだのは、「転職は相応の覚悟が必要だ」ということです。
覚悟は当然必要ですが、特に公務員という世間体を捨て転職することへの恐怖や周りからの反発は、当時感じており、中途半端な気持ちでは転職はできなかったと感じました。

また、家族と長い時間をかけて話し合う中で、なぜ自分は転職したいのかを改めて深く考えることができました。
その結果、一時的な感情ではなく、揺るがない意志だと確認できたのです。

もちろん、その過程で夫婦関係がぎくしゃくした時期もありました。
そのため、私の経験が正解だとは思いません。
ただ、転職を考えている方は、「一時の感情」ではなく「なぜ転職したいのか」をじっくり考える時間を取ってほしいと思います。

時間をかけて出した結論であれば、「転職」でも「今の仕事を続ける」でも、どちらの答えも間違いではありません。
大切なのは、自分の頭で常に考え続けること。
その姿勢こそが、私にとって一つの答えになりました。

最後に

今回はここまでにします。
次回以降は、実際の転職活動や、転職後に感じたギャップなどについて話したいと思います。

以上、おかめでした。

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