こんにちは、おかめです。
消防官として勤務していた私ですが、「資格や学歴がないと転職できない」という言葉を聞いて不安になったことがありました。専門学校卒の自分にとって、学歴で勝負することは正直望めませんでしたし、資格も何が通用するのか分かりませんでした。実際に2回の転職を経験した今、この内容がどこまで本当なのか、自分の経験から考えてみたいと思います。
「資格・学歴がないと転職できない」と感じた瞬間
専門学校卒であることへの不安
転職を考え始めたとき、まず頭をよぎったのは学歴のことでした。私は専門学校卒で、いわゆる高学歴とは言えません。転職サイトや求人情報を眺めるたびに、「自分の学歴でどこまで通用するのだろう」という不安がありました。資格についても同じで、消防官として働く中で身につけたものが、企業でどう評価されるのか分からず、何を強みにすればいいのか手探りの状態でした。それと同時に、そもそも自分がどんな職種で働けるのかということ自体も、まだはっきり見えていませんでした。このあたりは別の機会に改めてお話しできればと思います。
「大卒以上」の募集要項に何社も当たった書類選考
特に1回目の転職活動で痛感しましたが、募集要項に「大卒以上」と書かれた会社に何社か応募しました。それらは経験が活かせそうな仕事内容であったため、書類選考はどこかしらで通るのではないか、と期待しておりましたがすべて書類選考で落ちています。
はっきりと言われたわけではありませんでしたが、1回目の転職活動時は通信大学卒業前であり、経歴としては専門卒でしたので、学歴によるフィルターの影響ではないか、と感じていました。
また、学歴もそうですが自分が今まで積んできた経験は企業側が活かすことができないと判断されているのではないか、という思いも頭をよぎるようになり、応募を重ねるほどに少しずつ自信を失っていったことを覚えています。
でも、それは「最初の壁」でしかなかった
消防時代の経験が、たまたまアピールできた1回目の転職
一方で、1回目の転職では学歴不問の会社に採用されました。きっかけは、消防官として働く中である部署で身につけた技術や知識が、たまたま転職先の業務内容と結びつき、アピールできる経験として評価されたことでした。ここで気づいたのは、学歴という壁は確かに存在するものの、それはあくまで「最初の壁」でしかないということです。学歴不問の求人であれば、そもそもその壁自体が設けられていません。
決め手になったのは、消防官時代の経験をアピールできたこと
そして何より、採用の決め手になったのは学歴ではなく、消防官時代の経験でした。応募した職種には、消防官として現場で積んできた経験と関連する部分があり、そこをしっかりアピールできたことが評価されました。学歴では勝負できなかった自分が、経験では評価されたのです。
年齢が上がるほど効いてくるのは実務経験
ここから先は、あくまで私自身の予想です。実際にすべての年代を経験して検証したわけではないので、その前提でお読みいただければと思います。
20代前半は資格・学歴の比重がまだ残る
年齢によって資格・学歴と実務経験の重みが変わってくるという実感があります。20代前半であれば、まだ資格や学歴が選考において一定の比重を持つように感じます。経験が浅い分、それ以外の判断材料として学歴が見られやすいのだと思います。
20代後半以降は実務経験・即戦力性・貢献可能性で勝負が決まる
しかし、20代後半以降になると、即戦力として動けるか、あるいは即戦力でなくても会社のポジションに何らかの貢献ができるか。そこで勝負が決まる場面が増えていきます。資格や学歴は、あくまで選考の入口にかけるフィルターの一つに過ぎず、本当に見られているのは実務経験なのだと、2回の転職を通じて実感しました。
それでも不安な人へ:経験を「貢献の形」で見せる
実績を一方的に出すのではなく、相手企業への貢献で見せるアピールの工夫
転職活動をする中で意識していたのは、自分の実績を一方的に並べるのではなく、「その経験が転職先の会社にどう貢献できるか」という基準で見せることでした。同じ経験でも、伝え方次第で評価は変わってきます。
読者へ伝えたいこと
「資格や学歴がないから転職は無理」というわけではありません。とはいえ、知っておいていただきたいことがいくつかあります。
- 資格・学歴がないと、書類選考という「スタートラインに立てない」ケースがあること。経験・実績をアピールできない会社では完全未経験扱いとなり、年収が下がる確率が高くなります
- 自分の経験・実績をフックにできる企業を探して転職活動をすると、成功につながりやすいと感じています
- 私自身は純粋に学びたい気持ちもありましたが、同時に転職や異動の選択肢を広げたいという狙いもあり、通信大学、さらに大学院へと進みました。結果的にこれがプラスに働きました。2社目の転職では、大学院で学んでいたことが評価に加算されていたと、面接後のフィードバックで言われています。学んでいる内容そのものよりも、「これから学ぼうとする意欲がある」と受け取られたことが評価につながったのではないかと予想しています。しかし、これは転職先の企業にもよりますので、全員が良い方向へ向かうとは思いません
まとめ:資格・学歴がなくても、勝負はできる
資格や学歴がないことで最初の壁にぶつかることは、正直あります。ただ、その壁を越えた先で勝負を決めるのは、実務経験と、その経験をどう相手企業への貢献として見せられるかだと感じています。
転職市場の評価基準は業界や企業、時期によって異なります。あくまで私個人の体験としてお読みください。
以上、おかめでした。

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